映画で旅する世界遺産 第5回 沖縄「勝連城」
2020-06-30


15世紀半ばから約450年間、沖縄には首里城を中心とした王国がありました。「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は、2000年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。

構成資産は沖縄県に点在する次の9資産です。

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)

座喜味城跡(ざきみじょうあと)

勝連城跡(かつれんじょうあと) ← 映画ではこちらが舞台です

中城城跡(なかぐすくじょうあと)

首里城跡(しゅりじょうあと)

園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)

玉陵(たまうどぅん)

識名園(しきなえん)

斎場御嶽(せいふぁうたき)


映画のタイトルは「私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城」というなんかややこしいタイトルです。(2017年度 監督:杉山嘉一 主演:福田沙紀)
※ ヴィラン (Villain)は、英語における「悪党」や「悪者」を指す言葉。また「悪役」の事も意味します。女性形はヴィラネス。主人公が女性ですので「私はヒロイン、それともヴィラネス?」の方がいいような気も・・・?
(ストーリー紹介 すみませんネタバレになりますが)
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 ↑ ある日、東京から沖縄出身の主人公、華那が帰ってきて親友美鈴にサプライズ再会します。華那は東京で小さな会社の社長でしたが、従業員ともめて故郷にやってきたのです。
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 ↑ 美鈴と遊ぼうよと誘うのですが、美鈴はボランティアをしていて一人バカンス・・・つまらない
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 ↑ 再度、美鈴を訪ねると、子供たちがボランティアに参加しています。その中で、一人みんなとなじめない子が居るのがほっとけなくなりますが、それがきっかけにもなって、お金にならないことはやりたくないと言ってたのですが・・・自分もボランティアに参加することに。
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そのボランティアプロジェクトは、城跡にかつての勝連城を復元させようというものでした。プロジェクトが進行する中で、活動を通して参加した登場人物が抱えた問題や関係性を乗り越えるというわりとありがちな展開ですけど、それはそれで、なかなかいいのではないかと

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