ビル・エバンスのアルバム「Quintessence」
↑ 昔のLPレコード、日本版には帯とよばれる紙が縦にかけてありまして、主にコピーライター?の方がその音楽内容の宣伝を書いていますが、これが「く〜、たまらん!」のが多かったです(^^)/ これにつられて買ってしまう・・
曲はB面2曲目、つまりアルバムを締めくくる最後の曲ですね。「Bass Face」が好きです。
この曲はケニー・バレル作曲ですが、アルバムのメンバー、ベースのレイ・ブラウンがずいぶん気にいっているようで自己名義のアルバムでも結構演奏しています。
しかしながら私的には「Quintessence」の演奏が一番のお気に入りです。
ビル・エバンスのアルバムは何といってもトリオ演奏の諸作の評価が高く、それ以外の編成ではジム・ホールとのデュエット作、「Undercurrent」などが高評価されています。
↑ このジャケットが幻想的でいいという方多いのですが、私はちょっと怖いです・・(-"-) 水着じゃなくて服のまま水面下。これはどうみても水死体では。。
ホーンが入るのは珍しいですし、フレディ・ハバートのトランペットが鋭い「Interplay」とジェレミー・ステイグのフルートがバイオレンスな「What's New」ぐらいでしょうか?
このアルバム、「Quintessence」は、あまり高評価でも人気盤でもないのですが、ベテランプレーヤー達の成熟した演奏がたまりません。
「Bass Face」ではレイ・ブラウンのベース、その上を各プレイヤーが次々とまるで走馬燈のように切なく名人芸のソロを奏でます。これぞジャズ!心に染み込んでくる味わい深いハードバップジャズ。。。タイトルの「Quintessence」は物事の本質という意味ですが、5人(Quintet)の(Essensce)、Quintet-Essenceが、く〜、たまらん!37分間の演奏ではありませんかー(^^♪
Bill Evans 〓〓 Quintessence
Recorded (May 1976) 1977年発売
収録曲
A-1 Sweet Dulcinea
A-2 Martina
A-3 Second Time Around
B-1 A Child Is Born
B-2 Bass Face
メンバーはビル・エバンスと組むのは異色なのですが名人揃い
Harold Land (ts -A1,2,B1,2)
Bill Evans (p)
Kenny Burrell (g -A1,2,B1,2)
Ray Brown (b)
Philly Joe Jones (d)
私、1980年から社会に出て働き始めました。このレコードが発売された1977年、大学2年生か〜
何も考えていなかったあの頃。(いや、今もたいして変わらないか・・・)
突然ですが、この1977年にタイムスリップしてみたくなりました。
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