ジャズ界における「犬」対「猫」の覇権争い
2020-08-12


Spotify でジャズを聴いているわけですが、やはりかつてのパッケージのあった商品、レコード、CDが好きな私。。。
どうしてもアルバム、そしてジャケットにこだわってしまうのであります。今回はジャケットデザインのこだわりで、人物でも風景でもなく、アニマルに焦点を当ててみました。
平和国家日本はペット王国でもあります。様々な生き物が家庭で飼われていますが、もちろん人気は「犬」・「猫」です。いや、一般社団法人 ペットフード協会の2019年(令和元年)全国犬猫飼育実態調査によりますれば「猫」977万8千頭、「犬」879万7千頭と猫派が多くなっています。そしてこの数字は実は少子化の続く日本で15歳未満の子供の数に比べ、ペットの数のほうが多くなっているのだそうです。。。

ジャズ・アルバムのジャケットにも猫が登場していることが結構多いです。なぜなのか?
英和辞典によれば、「Cat」はジャズミュージシャン、広くはジャズ狂を意味するアメリカのスラングだそうです。どうしてそう言われるようになったのか定説はないようですが、よく言われるのは、「ジャズミュージシャン猫達が集会するように、夜な夜なジャズクラブに集まり気まぐれに演奏することからきているのではないか」ということのようです。ここに「ジャズ = 猫」の公式が定まりました。
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 ↑ジミー・スミスの代表作の一つ。タイトルもそのもズバリ 「The Cat」
ラロ・シフリンの編曲・指揮によるブラス+リズムのオーケストラの中を、縦横無尽にオルガン弾きまくり、「The Cat」という曲も入ってます!黒猫が夜の雰囲気で貫禄十分

では、犬はどうなんだ?犬が登場するジャケットはないのか?という追求から、ここにジャズ界における犬と猫の覇権争いが起こったのであります。(あ、そこの貴方あまりのくだらなさに読むのやめようとしてますね。。。確かにあなたにとって何の利益ももたらしませんが・・・)

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 ↑ 1981年リリース作品、日本のキーボード奏者、大徳俊幸による「SKIFFLIN'」です。
まあ、いわゆるフュージョン系ライトメロウ・ジャズ。
どーです。(ジャケットね) 犬ならではの波打ち際をかける姿!いいではありませんか?犬の飼い主なら誰でもが憧れる、ノーリードで、ワンコと波打ち際で戯れる。。え?戯れるなら人間の彼女がいい?まだまだ青いな。。夜のイメージの猫にできるか!?えー、どーだっ!
 ↓ 猫2匹で登場

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[JAZZ]

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